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繰り世界のエトランジェ

繰り世界のエトランジェ

  • 赤月黎
  • 甘福あまね WEB
  • 角川スニーカー文庫 WEB

結局メイドさんがお気に入りなのですが

全ては、母の失踪から始まった。
睦月透真に残されたのは母から受け継いだ異能、操糸術のみ。
人から伸びる糸を視、それを操る糸遣いとしての力。
それは彼自身使うのをためらうほどの強力な力だ。
母を捜すため、その力を揮うと決めた透真の前に次々現れる異能者。
スーツの男、刀を身の内に納めた少女、家に突然居座るメイド。
そしてちらつく敵の影。
何も知らなかった透真が母を追って辿り着く先にあるものとは?
陰謀渦巻くサスペンス・ストーリー開幕。

この本はいろいろともったいない部分が多いと思います。
読みきれず前半で投げてしまう人は多いんじゃないでしょうか。
少なくとも私は前半微妙だなと思いながら読んでいました。
大きいのは設定を一つ一つ開いていくその見せ方がぎこちないこと。
量のある設定だけにちょっと苦しい。
でも、その設定がパズルのように組みあがっていく様は良かった。
そしてそんな入り組んだ状況の中でも曲がることのないキャラクターたちも。
終わりよければ――ではないですが、読み終えた印象はぐっと良くなりました。

第11回スニーカー大賞〈奨励賞〉だそうです。いろいろ惜しいのでしょうね。
そしてこれは第一幕。そう、続きます。
次で張り巡らされた糸がどうなるのか、楽しみにしています。

十色 ★★☆☆☆