ゲーム交換日記
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エバーブルー2 (2005/09/08) 文責:ウブメ

>無責任な意見かもしれませんが、教える側も楽しくなければ続かないと思うのです。
>「楽しさ」を伝えるというのは「自分が楽しんでいること」を伝えることだと思います。

 はい、私もそう思います。ただ、自分が楽しんでいることを伝える時に、その楽しみ方を押し付けないように注意する必要があるとも思います。ゲーム慣れした人でも好みが分かれるゲームが多数あるように、初心者といっても好きなゲームは人それぞれですからね。面白いはず … と押し付けることが最もしてはいけないことなのかもしれません。でも実際一番やってしまいがちなのが、この面白い「はず」の押し付けなんですよね〜
 
 最初に手酷く負けると面白くない「はず」だったり、これはドイツゲーム大賞なんだから面白い「はず」だったり、効率よくプレイした方が面白い「はず」だったり … 難しいですよね。

>いろいろ教えたくなってしまうのも分かります。自分もそうです。私はそれをゲーム後にするようにしています。
 なるほど。確かにゲーム終了後なら良さそうですね。その時もできるだけ、初心者の人が質問してきたことには答える、というスタンスでいるようにして、教える、というスタンスにはいかない方が良いのでしょう。

>アメリカゲーム・ドイツゲーム云々は答えを聞いてしまったのでパスということでお願いします。
 私なりの答えは、思いのままにできることを楽しむのがアメリカゲーム、思いのままにならないことを楽しむのがドイツゲームです。そういう意味で、ドイツゲームの方が負荷が大きいと思います。一見、思いのままにならないことは苦しいはず … だけどだからこそ味わえる面白さがあるっていうのは、言葉では伝えづらいなぁといつも思います。

>少なくとも「とりあえず」適当に戦ってみる、という選択肢は存在しません。
 私は、経験値のあるRPGもRougelikeも、目的は同じだけど手段を異にするゲームなのだと思います。

 「とりあえず」適当に戦ったプレイ時間 … それすらも肯定してあげるために、経験値やレベルの概念が多くのRPGで存在する理由の1つではないでしょうか。いかに楽しく時間を潰すか、という時にその楽しみ方は人それぞれです。強い敵と戦うためにアレコレ準備を整えて戦略を練ってスキルを用意して … という時間が楽しい人もいれば、遊びなんだからそんなメンドクサイことやってられないよ、という人もいるでしょう。

 でもどんな遊び方をしてても、遊んだ時間−敵と戦った時間−が長くなれば先に進めるようになる、というシステムは先に必ず進む必要がある(RPGは一般にストーリーという先を見たいものがありますから)RPGに向いていると思うのです。

 そして遊んだ時間を肯定するもう一つの良くできたシステムがRougelikeではないでしょうか。Rougelikeは先に進まないといけないゲームなのに、ゲーム内には(リセットされるため)経験値はありません。その代わりに「遊んでみないと分からない」ルールや定石が多数用意されています。ゲームを通じてプレイヤーがルールを身につけ、定石を発見・改良していくある意味パズルゲームになっています。

 このRougelikeのミモヘ、ルールが「遊んでみないと分からない」というところでしょう。Rougelikeではルールの一部しか遊ぶ前には説明されません。ルール(もちろん新しいアイテムの出現なども含みます)は遊ぶたびに追加されるようになっているからです。これにより遊んだ時間が長い人の方がルールを多く知っている、という状態を作り上げることに成功して、だから又遊ぼうという気になるのですね。

  … とはいえ。実は私は署F氏がレベルアップ作業を楽しめないように、Rougelikeのルール小出しシステムはあまり楽しめてなかったりします。ルールが見えないうちは、ルールが見えるまで作業する、とそーゆー気分にどうしてもなってしまうのです。僕にとってはルールが見えるまで遊ぶ、という時間は署F氏にとってのレベルアップ作業と等価なのかもしれません。でも運がいい時を待つ、というのは私の好みにあっているので、Rougelikeは時間さえあれば遊んでしまう性質なんですけどね。

  … と長々と書きましたが、遊んだ時間をいかに肯定するかは家庭用ゲームのテーマの1つだと思います。そして肯定の仕方の中で最も単純なものはアイテム収集ではないでしょうか。というわけで、今回はアイテム収集ゲーム、エバーブルー2(PS2)を紹介したいと思います。

 このゲームは乱魔ノ言えば、海に潜ってアイテムを収集するだけのゲームです。でも、アイテム収集をするために潜る「海」が実に素晴らしい。この「海」がゲームで費やした時間を全て肯定してくれるものになっています。アイテム収集が先に進む要因になるゲームなのですが、先に進めていない時間が苦にならないのですね。先に進めようとしなくても楽しい、だから又潜りたい、という気分にさせることに成功しています。

 この夏、海に行くこともなかったであろう署F氏とャm氏には、このゲームで熱帯魚をカメラに収めたり、イルカと遊んだり、といった時間を気楽に楽しめるこのゲームをお勧め致します(笑)

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