メビウス便が到着したので早速遊んでみました♪ 今回は他にも注文していたゲームが幾つかあったので、それもまとめて紹介させて頂きます~
○サラマンカ 3~5人 3人でプレイ
メビウス便の新作です。
正方形の建物や地形タイルを置きながら、ここが高くなるだろう、と思う建物の所有権を得て、高値になったら売却しお金を稼ごう、というゲーム。
といってもイナゴやネズミや毒薬(!)など様々な災害が発生するため中々思い通りにいきません。所有権を得れる建物の数は同時に3つまでということもあり、高値になるまで待つよりもむしろ、災害に襲われない内に、とばかりに次々と売却しながらお金を得ていくアクティブなゲームでした。
システムには色々工夫があり面白く、色々考えどころがあり悩めるゲームでした。プレイ時間は45~60分となっていますが、皆であれこれ悩みあいながらプレイしたため、90分近く濃密な時間を楽しみました♪
システムが他人との絡みを意識したものが多いため、「ここで僕がこうしたら、あの人はこう行動するはずだから…」という思考がとても楽しいゲームです。しっかりと考える人が特に楽しめるゲームだと思いますが、手番の進行は単純なため、サクサクと遊ぶこともできると思います。
もう一度4人で遊びたいですね。
○バクダッドの盗賊 2~5?人 3,4人でプレイ
メビウス便の新作です。
盗賊と衛兵を上手く使って宮殿に忍び込み宝箱を盗み出そう、というゲーム。手札は基本的に6種類ある宮殿の絵柄が描かれたカードだけで構成されるため、非常にシンプルなゲームです。
手番が来たときにできるアクションは、盗賊を忍び込ませるための条件を整えるためのものと、盗賊を実際に忍び込ませるものの大きく2通り。前者はカードが続く限り何度でも行うことができ、後者は3人の盗賊が忍び込むまでしか行うことはできません。
手札の上限はなく、何もアクションを行わなければ通常よりも多くの枚数でかつ質の高いカードが引けるため、アクションを行わずにカードを貯めて一気にプレイ!としたいところですが、宝箱の入手は早い者勝ちで行われるため、アクションを行わざるを得ないことも。
シンプルなシステムでカードの引きと展開に左右されるところが大きいかな、と最初は思いました。が、展開に恵まれなかった時のための保険的な意味合いを持たせたプレイができることと、トップ目に対しては妨害効果がしっかりと機能することなどから、展開に恵まれなかった時ほど実力が問われるゲームになると思いました。
トップ目が妨害に合いつつもちゃんとゲームを終わらせることができるところも高評価ですね♪シンプルながら、とても良くまとまっていて、60分以内でしっかり終わるなど、プレイアビリティの高いゲームだと思います。
今回遊んだゲームの中ではかなりお薦めのゲームでした♪
○アルハンブラダイス 2~6?人 2,4人でプレイ
メビウス便の新作。
アルハンブラの拡張セットとしても使え、同時にアルハンブラダイス、という新作ゲームとしても遊べる贅沢?なゲーム。今回は拡張セットとしては遊ばず、新作ゲームとしてのみプレイ。
その内容は、タイトルと異なりアルハンブラと全く関係ないですが、一方でタイトル通りダイスゲームで、大量のダイスを振ったり振りなおしたりします。ただし、通常のその都度その都度のダイス目の良さが求められるゲームとは異なり、自分の置かれた状況によって、欲しいダイス目が変化するため、どのように振りなおすかなどに戦略的要素が強く悩ましいゲームとなっています。
とはいえ。結局はダイス目が出ないと考えてもどうにもならない点や、ダイス目が序盤に悪かった人はそのまま追いつけない可能性がかなり高い点、終盤になればなるほど求める出目の種類が少なくなる(振っても仕方がない出目が増える)ため、盛り上がるダイス目が少なくなり盛り上がりも少なめになる点など、ゲームとしての出来栄えはさほどよくありません。
プレイ時間も長いため、あまりお薦めではありません。
拡張セットとしてのゲーム内容に期待。
○スペースディーラー 3~4(8)人用 3,4人でプレイ
僕の趣味で購入したゲーム。
どんな人とプレイしても必ずプレイ時間が一定になるゲーム。というのも、プレイ開始と同時に同梱のCDで音楽を流し始めるのですが、終了条件はその音楽が鳴り止んだ時だから。CDの再生時間が30分なので、必ずプレイ時間は30分となります。
ゲーム内容は自分の惑星を開発したり、技術力(テックレベル)を上げたりしながら様々なエネルギーを作り、作ったエネルギーを宇宙船で他人の惑星に売りつけに行く、というもの。
そのためには、各プレイヤーは最初から持っている二台のロボットを上手く使って、惑星の開発やエネルギーの生成などを効率よく行わなければなりません。このゲームの面白いところは、このロボットが「砂時計」だというところ。プレイヤーはどんなアクションをするにせよ、ロボットを1分間そのアクションに従事させないとアクションを実行することができないのです。
そう、このゲームにはプレイヤーの手番、という概念はありません。各プレイヤーがそれぞれのロボットを様々な業務に就かせながらリアルタイムでアクションを実行していくゲームなのです。
プレイヤー同士の交渉も認められているため、ゲーム中は騒がしいことこの上ありません。「赤(※エネルギーの種類です)をこの惑星に置いていくからその惑星に青を置いておいて」「赤2個を置いておいてくれるならいいよ」などの交渉がリアルタイムで行われるのです。
ゲームのシステム的な点に目を向けると、技術力(テックレベル)が速く上がり過ぎる点や、そのため序盤に交渉が行われづらい点、他人への妨害効果を持つアクションの処理が困難な点など他にも色々と粗が見つかりますが、ワイワイ30分楽しみ続けることができるので、僕はそれだけで十二分に満足しました^^
多分にコミュニティの持つ性格に依存するゲームなので、それぞれのコミュニティごとに適正なハウスルールが作られていくことと思います。ぜひ自分にあった「宇宙の商売」を楽しんで下さい♪
ゲームとして・・・とか冷静なことを言うのはご法度なのでしょう。プレイ時間は30分ですが、ゲームの準備に時間が掛かるゲームなので、この際大掛かりに家庭用プラネタリウムホームスタープロを置いた部屋で、宇宙空間だーとか言いながら遊びたいですね^^
あ、そうそう。遊ぶ時には、プレイ中に残りプレイ時間が分かるように工夫しておくことをお薦めします。付属のCDでは最後の5秒程度以外に全く時間が分かりませんので。
色々とプレイヤー側に工夫が要求されますが、僕は大好きなゲームです。アドバンスルールでのプレイがお薦め♪
○レース・ギャロッポ 2~5?人用 2,4人でプレイ
もともとはギャロッポ・ギャロップという名で発売されていたゲーム。第9回大阪桃谷ゆとりボードゲーム大会用に購入。
競馬の障害物レースを題材とした心理戦ゲームで、各人6枚のカードを持ち、その中から1枚を選び、全員で選んだカードを同時公開することで、自分の担当する馬を動かす、という内容。
競馬、障害物レース、となんか大人向けなイメージを持たれたことと思いますが、実はHABA社のゲームで、コンポーネントは完全に子供向けとなっております。
とはいえ、ゲーム内容は大人で遊んでも十分に楽しめるもので、考えてもしょうがない、と分かりつつもついつい他人の行動を読もうとして“悩み”、そしてエイヤッと“決断”し、“ドキドキ”しながらいっせーのーで、で公開されたカードを見て、“やられたーっ”と思って頭を抱えた・・・と思いきや、他のカードのお陰で救われてていることが分かり“ヨッシャー”となったりと、感情が目まぐるしく変化する名作ゲームです^^
ゲームシステム的には負け抜けゲームなのですが、負けが濃厚になって来た頃にはすぐにゲームが終わるなど、とても良くできています。大人ばかりで遊ぶ時には、付属のヴァリアントルールを付け加えて遊ぶのがお薦め。たとえ敗北が濃厚になってきていても、逆転の可能性が増えているため、最後まで熱い時を過ごすことができます♪
今日紹介したゲームの中では一番のお薦め!プレイ時間も20分と短いので遊んだことがない人はぜひ、2月25日開催の第9回大阪桃谷ゆとりボードゲーム大会へおいで下さい~(詳細は2月以降大会のHPで♪)以上、宣伝でした^^
というわけで、駆け足でしたが遊んだボードゲームを紹介させて頂きました♪新しいボードゲームを遊ぶのはいつも楽しいですね!(急いで書いたため読み辛くスミマセン~)