2006年11月9日

Kabale und Hiebe(陰謀)

Filed under: 今日のアナログゲーム — ubume @ 7:56 pm

 2~6人用ゲームKabale und Hiebe(邦題:陰謀,ゲームデザイン:Lutz Stepponat)を3人でプレイ。

 タイトルや中世風のイラストが描かれた箱を見ると、操り人形のように他人の思惑を読み、駆け引きを楽しむゲームかと期待してしまいますが、ある程度の水準でそこそこまとまっているという印象のゲームでした。ゲームの進行は欲しい得点カードの下に 各人がカードをプレイしていくことで進み、カードがある一定数に達すると誰がその得点カードを獲得するかを決めるというオーソドックスなもの。カードドローもプレイできるカードの束が各プレイヤーごとに全員同じものが用意されていて、そこから手札を引いてプレイするという最近良く見かけるオーソドックスなシステム。カードの効果の解決方法もオーソドックスなもの。

DSCN0436.JPG と、全体的に至ってオーソドックスなシステムの組み合わせでまとまり良くできているこのゲームの特徴は、手札が常に3枚と非常に少ないという点と、プレイされるカードのほぼ全てが特殊効果を持っている、というところでしょう。この特殊カードの組み合わせで得点カードが誰の手に渡るかが目まぐるしく変わり、その対応にドキドキする・・・となっていれば、面白いゲームに成りえたと思うのですが、そこまで強烈に面白い、という感覚を味わわせてくれる内容でなかったところが残念です。強力な特殊効果を持っているカードは多いのですが、手札が非常に少ないため思い通りに勝負どころを設けることができないですし、逆の観点から言うと他人も同様であろうと推察されるため他人の思惑を推測することも難しいところが、このゲームを淡白にしているのではないかと思います。

DSCN0438.JPG あと、得点の計算方法が独特なのですが、これがゲームの面白さにあまり結びついている感じがしないところも残念。おそらくは多人数プレイ時に勝負から脱落してしまう人に希望を持たせるための救済措置だとは思うのですが、得点カードを狙い通りに入手することが難しいこのゲームにおいては、そこに希望を見出してたとえそれを実現させたとしてもあまり達成感はないような気がします。

 ただ、前述の通りオーソドックスなシステムの組み合わせなので、安心して遊べる=時間を潰せるゲームであることは確か。人数が増えたからといって楽しみが増えるゲームだとは思いませんでしたが、次回遊ぶ時はボードゲームを遊んでいさえすれば満足というボードゲーマーの方々と共に、5,6人プレイを楽しんでみたいと思います。特殊効果が大量に用意されているため、馬鹿っぽい現象が起こって楽しめたりする部分はちゃんとありますしね^^

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